Izumi Kawamura Dance Company
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Company②メンバー紹介

川村泉と共に30年踊り続けているメンバーです。

 

宇佐美 恵子さん-K

小野   直美さん-N

伊藤 いづみさん-I

 

この舞踊団の作品を支えているオリジナルメンバー3人に、

今回は7つのインタビューをしました。

 

 

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メリーゴーランドより

 

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 不思議の国のアリスより

 

インタビュー

 

 

①いつから始めましたか?キッカケは?

K 4歳から始めました。母親の夢を私が叶えたようです。子供のころ喘息もちで、お医者さんから体力をつけることを始めたらと勧められ、すぐ近くに藤井信子先生のスタジオがあり、通うようになりました。

 

N 小学5年生から始めました。友達のバレエ発表会を見て心が動きました。

 

I 1981年4月20歳の頃です。埼玉に住んでいました。

 

 

②長く踊り続けておりますが、印象深い作品はなんですか?

K 子供の頃の児童舞踊 象狩り 仮面ライダー いかづち太鼓 毛やり 御神渡り シング etc 同年代の仲間との群舞がとても楽しかったです。大人になってからはソロでは「独りつぶやく」「鳥は翼をいやし…」あと「あいつもこいつも」「穏やかな時」泉先生がドイツから帰ってた直後のリサイタル作品で「コンプレックス」と体で文字を書いたシーン。とにかく泉先生の音楽と振付のセンスが好きです。

 

N 太陽は日ごとに新しい

 

初演の「レモン花咲く国」「陽の当たる場所」 あっ、自分が踊ったのですか?それは「ずっと昔から立っていた木の下で」

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太陽は日ごとに新しい

 

 

 

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あいつもこいつも

 

 

③恵ちゃん、直美ちゃんはコンクールでも優秀でしたが、コンクールについてどう思いますか?

K 1曲の作品を4分間であれば4分間、飽きてしまうまで技術と気持ちの練習をすること、足を一歩出すその一歩に全身全霊を…と言ったら大袈裟ですがそのくらい神経を使うということ。そのくらい頑張っても本番ではフラフラしたり、邪念が入ってきたり…とコンクールでなくては経験できないことが山ほどあります。だからコンクールは否定しませんが、舞踊の中ではほんの通過点だと思います。踊りの深さはその先だと思います。

 

N コンクールで競うことより、とにかく踊る事が何より好きだった。好きな事だから、とことん納得するまで踊った記憶がある。大人になって分かったことは、結果より、経過が大切だということ。

 

 

④いづみさんはコンクールについてはどう思いますか?

I 成長するための場所と思います。人の好みなので気にする必要はないけど、他人はその数字で評価しますから、納得のできない場所でもあります。

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美女と野獣より

 

 

⑤ダンスを続けて良かったこと、悪かったことなどありましたら。

K 健康でいられること、日常生活で感じる気持ちを身体を使って表現できる喜び、身体を絞って汗をかけること。頑張りすぎたので股関節を傷めてしまいましたが…マイペースで踊っていきたいです。 

 

N バレエが基礎となり新体操の指導者になる事ができました。

 

素敵な人との出会い、指の先から足の先まで、意味を持って動かそうとしている。そんなことをしている人はいない、私は恵まれている!と思います。

 

 

⑥これからどのように踊っていきたいですか?

K 健康維持のためにトレーニングは続けたいです。身体は正直で前ほど気持ちよく動かなくなりましたが、若い子に負けじと動かなくなるまで踊っていたいです。そして舞台のチャンスがあればいつまでも立っていたいです。動かなくなったら、じっと立っているだけでもいいと思います。

 

N いつか身体、または心が動かなくなる時まで!この年代でも、心はまだまだ自由に踊れる可能性を秘めている!?

 

先生やみんなに迷惑をかけないように、楽しく踊っていきたいです。

 

 

➆現在ダンスをしている仲間に何かアドバイスをください。

K 踊ることは情熱だと思います。情熱がある限り踊りましょう。

 

N 練習は自分を裏切らない!アスリート的な言葉ですが一度バレエを辞めた私がまた踊っている理由は、やっぱり、好きだから。泉先生の動きが、心のエナジーです。

 

I 体型がどうあれ、技術がどうあれ、いくつになっても踊るのは楽しい。長ーく踊ってください。

 

ありがとうございました!このページを作成するために実にありきたりの質問をしてみましたが、レスポンスは刺激的で深いです。恵ちゃんと直美ちゃんは母(藤井信子)の激しさが流れているな…と感じました。いづみさんは藤井先生とは接点がない分、ユニークな視点が貴重です。この3人やはり只者ではないんだ…筋金入り!とつくづく思い、出会いに感謝します。川村泉